カタリストNo.14
佐藤 昌宏(さとう まさひろ)

株式会社グローナビ 代表取締役社長
1967年生まれ、埼玉県出身。國學院大学を卒業後、NTTに入社。 法人営業部で優秀な成績を収め、経営企画へ。
その後、ライブドア(無料ISP)の立ち上げに参画(のちに現在のライブドアへ売却)。 デジタルハリウッドhttp://www.dhw.co.jp/index.htmlで経営企画の役員としてデジハリ大学の設立に参画後、元来からの コミュニケーションへのこだわりから、人と企業の成長支援企業、株式会社グローナビを設立。
株式会社グローナビ
 http://www.grownavi.com/

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●コーチングは、コミュニケーションの最先端技術
鈴木
今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。
まずは、御社で扱われているサービスについてお聞かせいただけますか?

佐藤

今脚光を浴びているコーチングの手法を使って、組織全体のパフォーマンスを向上させる
仕事をしています。 コーチングというのは、コミュニケーションの最先端技術なんです。

現在100名程のコーチと提携しています。 コーチとはクライアントに対して何かを
やらせるのではなく、クライアントの目標に向かってクライアント と一緒に伴走して
成果を出していくサービスです。

鈴木

具体的にコーチはクライアントに対して何をするのですか?

佐藤
色々ありますが、コーチはクライアントにオートクラインを起こさせます。
「オートクライン」というのは、クライアントがコーチに話したことを自分自身でも聞き、
その中から、 新しいアイデアや気づきを得ることを言います。

鈴木さんも、人前で話しをしたり、物事を教えているときに、閃きや、新しい考えを
思いついたりした 経験はありませんか?それが「オートクライン」です。

鈴木

たしかにそういうことってありますねー。
自分自身の発した言葉で気づきを得ること。

ということは、コーチに教えられるのではなく、自分自身で気づいていくんですね。

佐藤 はい、ですからコーチはクライアントより能力が高い必要はないんです。
例えば、タイガーウッズのコーチ「ブッチ・ハーモン」がタイガーウッズよりゴルフが
うまい訳ないですよね。

つまり、オートクラインを上手に起こさせることが出来るかどうかが
コーチングの決め手なのです。

編集部補足 
参考URL "タイガー・ウッズ"はなぜ強い?―コーチングの秘密―



日産を立て直したカルロスゴーンという人がいますが、彼は「私は日産のコーチ」だと
就任当初から言っていました。
彼が日産を再生するにあたり実施した主なことは女性役員の登用と「コーチング」です。



鈴木

他にもコーチングで代表的な機能はありますか?


佐藤

ペーシングというものがあります。 ペーシングとは、会話のなかで意識をして
相手にペースをあわせることです。

会話は、リズムが合うと弾みやすくなり、信頼関係が生まれます。
誰かと話をしているときに 「なんだか、いい感じ」と思ったことや
「なんだか、しっくり来ないなあ」と思った経験はありませんか?

鈴木
はい、あります。

佐藤
原因は色々あると思いますが、ひとつに「お互いの話すスピードがちがう」
ということが考えられます。

ゆっくり話す人、早口な人、状況によっても異なると思いますが、その人ごとに
基本のペースがあると思います。
だから、相手によってペースを変えることで会話を弾ませることができます。

それとコーチングは、目標の達成にも使えます。

ある調査で1953年にアメリカのエール大学の卒業生に次の3つの
質問をしたそうです。
1、ゴールを設定しているか?
2、ゴールを書き留めているか
3、達成に向けて計画を立てているか?

3つ全てににイエスと答えた人は全体のわずか3パーセントでした。

面白いことに、20年後に追跡調査をしたら3つにイエスと答えたわずか3%の
卒業生が、卒業生全体の総資産のなんと9割を手にしていたというのです。

この結果は私から見たら全く不思議なことではありません。

現に日本でも、あの居食屋「和民」を経営する ワタミ株式会社の渡邊美樹社長や、
GMOインターネット株式会社の熊谷正寿社長がまさにゴールを
日付け入りで設定して、行動計画を立てて成功していらっしゃいます。

目標を設定したり、イメージすることはとても重要だと思います。

その効果として例えば・・・

チャンスがあったとき、すぐ行動に移せる。
コミットメント性を高める。
ちょっとのことでは諦めなくなる。
棚ぼたを得やすくなる。

僕は、最後の「棚からぼた餅」ということばも「必然」だと考えています。
このことわざは、世間では偶然をあらわす話だけれど、僕は勝手にそう解釈しています。

上を向いて口を広げて手を広げていないと、棚ぼたは取れないんですよ。
何が言いたいかというと、普段からの不断のイメージトレーニングが大切だ、
ということです。

イメージトレーニングをしていないと、仮にぼた餅ではなく、棚からおにぎりが
落ちてきた時、間違えてそっちを食べてしまい、おなかがいっぱいになって
しまって肝心のぼた餅が食べれなくなってしまう(笑)。

明確な目標(たとえばこういう大きさのこういう色のぼた餅というイメージ)を
持っていないと、そういうことになってしまうのです。

鈴木

なるほどー(笑)

おもしろいですね(爆笑)

佐藤

大脳生理学でも目標を持つことの重要性は証明されています。

脳はイメージしたことを体現させます。 だから、例えば、「赤い猫を想像しちゃ
ダメですよ」と言われると、想像してしまいます。
「すっぱいレモン」と言われただけで口の中に唾液が出てきてしまうのも同じです。

だからお味噌汁を運ぶ子どもに注意をするときに「お味噌汁をこぼさないでね」
と言ったら、こぼすイメージを体現してこぼしてしまうことがあります。

なぜなら脳は文章の否定形を認識できないからです。 だから、
「お味噌汁をそこに上手に置いてね」と言ったほうがいいのです。

脳に成功したイメージを植えつけるのです。
これはビジネスでも使えるテクニックですよ。

他にも、アンカリング(くさびの意味)というものがあります。 ある一定の刺激や
行動により、一瞬で得たい感情や状態を作り上げるというものです。

例えば、ブルース・リーが戦う時に指の親指の腹を鼻にあてる行為。
朝青龍が取り組みの時間一杯見せる激しい四股踏み。
イチローが打席に入る前にする屈伸などもアンカリングの例です。

行動や物などを通して、以前の記憶を思い出すことです。 恋人と一緒に聴いた
音楽をふと耳にしたときに、その相手のことを思い出したりしたことはありませんか?

ドーパミンが出てる状態をある体の動きと合わせることで、熱い気持ちを思い出させ、
次の気持ちを活性化してくれるのです。 それから、脳っていうのは最後にイメージした
ものを覚えています。

「鈴木さんは、人事はうまかったが、営業はダメだった」
「鈴木さんは、営業はダメだったが、人事はうまかった」

どちらがいいですか?

鈴木
後者の方がいいですね。


佐藤
そうですよね、後者の方が絶対いいですよね。
後者のように言われたほうが、その後、いい気持ちで仕事に取り組めます。

そういうことを会社の上司に身につけさせるのも僕らの仕事です。 そうすれば、
必然的に部下は伸びるんです。

鈴木
なるほどー、コーチングっておもしろいですね。
しかも、相当日々の生活に活かせそうな気がします。



ちょっと話が変わりますが、さきほど出てきた目標の達成について
お聞きしたいのですが、佐藤さんも相当目標を明確化してこられたのでは
ないかと思いますが、その目標の達成率ってどれくらいなんですか?

佐藤

僕は自分の人生の年表を作っているんですが、そのおかげで今までの
目標達成率は100%なんです! 起業時期は修正計画をしていますけどね。
修正は全然OKだと思っています。

熊谷さんや和民の渡邊さんは遠い将来まで日付を入れたほうがいいと
言ってるけど、僕は違います。 遠いところに関しては東西南北の方角だけ
明確に持っていればいい。

でも、直近(1年くらい先)のことは日付まで決めたほうがいいと思います。
会社なら四半期(3ヶ月)ごと。 社員全部にフィードバックしていかなきゃいけ
ないから それは社長の大切な仕事ですね。

●起業をする最大の理由は究極の安定を求めて

鈴木
せっかく入ったNTTという大企業を辞めるというのは
もったいないとは思わなかったんですか?

佐藤

自分的にはNTTに入って成功したなんて気持ちはなかったんです。
昔のいわゆる「勝ち組」って、いい大学に入って、大企業に入って、
信用つけて銀行から大きなお金を借りて、家を買って。という人生。

終身雇用というカサのもと働きながら銀行にゆっくりお金を返すことが出来た。
しかし、今は違います。 経済が右肩下がりになった今、ベンチャー企業みたいな
小さな組織で全体の仕事を覚えた方が断然生命力がつくと思います。

大企業では、一部分の仕事しかやらせてもらえません。
すると、狭い分野での専門家にはなれるけど、会社から一歩出たら、なにも
出来ない人間になってしまいます。

今のニートの人たちは、ある意味では、教育の被害者だと思います。
昔は、「他人が幸せのベクトルを示してくれてた時代」だと思うんです。
偏差値が高ければ成功者とか、大企業に入れば成功だよといった具合に。
でも今は、そういうことはありません。

ベクトルの先頭を走っていた人が企業に入り、社長になれないと分かったときに
「誰か次のベクトルを示してくれよ」となってしまう。
自分でベクトルを作る教育は一切うけてこなかったので、どうして良いか
戸惑っている。



結局、モラトリアムで目的のないまま、留学したり、MBAをとりに行っている、
こんな、「旧勝ち組」がどれだけ多いか。

これからは、自分で自分の幸せのベクトルを見つけていかなければいけません。
そういった能力が必要になります。 それだけにある意味では、厳しい時代だと思います。

でも逆にそれは考え方次第ではチャンスでもあるのです。
教育が悪いからと教育のせいにばかりもしていられません。
どこかで立ち上がって自立しないと仕方ありません。

●学校が生徒にすべきは、彼らの「やりたいこと」のあぶり出し

鈴木
なぜ現在の仕事をやりはじめたんですか?

佐藤 

僕は今の会社を立ち上げる前に、デジタルハリウッドで管理系の役員を
やりながら、同時に生徒さんのカウンセリングもやっていました。

生徒さんたちは、「僕は本当にウェブのクリエーターになりたいんでしょうか?」というような
質問を入学してから真剣にしてきました。
みんな自分のやりたいことに悩んでいることにこの時、気づきました。

技術の習得度は、明確な目標を持ってる人と持ってない人とでは、雲泥の差がつきます。
優秀な卒業生がいれば、生徒も集まりやすい訳ですから、学校にとっての財産は、
優秀な卒業生なんです。 優秀な生徒を出すために学校が本当にすべきことは、
優秀な講師を呼んだり、素晴らしいカリキュラムをつくったりすることではなくて、
生徒の「やりたいこと」をあぶりだすことなんです。

デジハリの入学式は今年ハリウッドで行われました。
父兄も含めて250人くらいでハリウッドに行きました。
大事なのは、四年後のゴールを見せることなんです。

四年間のモチベーションを上げるためには、入学時に「卒業後ここハリウッドで
闘うんだよ」ってことを見せるのが一番効果的。 その体験が入学後四年間の
モチベーションを継続させてくれます。 企業にも同じことが言えます。

ゴールを見せることが大事なのです。

●人とのコミュニケーションを大事にすると決めた

鈴木
NTTからライブドア、デジタルハリウッドを経て起業と、とても順風満帆な
人生のように見えますが、辛かった時期などはありますか?

佐藤

もちろんありますよ! 僕は、子どもの頃やんちゃで、空手をやっていました。
だからケンカでは負けたことがなかったのに、小学校3年のとき負けたんです。
小学校4年で登校拒否になりました。

それから以前、毎日、残業や泊まりを繰り返して体を壊すほど働いていた時期がありました。

上司ともソリが合わず、ハンコ一つもらうのに丸一日かかったりしてストレスを
感じていました。 そんな無理を続けていた折り、原因不明の突発性難聴に
かかってしまいました。 それでも体育会系の意地もあって頑張っていたのですが、
会社である日、小さなミスをして叱責された時に自殺を考えてしまうほどに追い詰め
られていました。



そのとき、「俺は、何を考えてるんだ!そんなことを考えるくらいなら辞めたほうが良い」と
思いました。 しかし、今、辞めて何ができるんだろうと考えてみたところ、何もできない、
生命力のない自分がいました。 それで、大企業は必ずしも自分のやりたい仕事ができる
とは限らないし、上司も選べない。これでは生命力も付けらない。

一番、重要なことは自身の生命力をつけ、自立することだと気付きました。
ということで、「究極の安定を求めて」起業しようと決意したんです。
しかし、起業しようと決めたのはいいんですが、 起業するにあたって、自分がやれることも、
自分のやりたいこともわかりませんでした。 そのときは正直相当悩みました。

それでしばらく自分の得意なもの、好きなものは何かと考えたんです。 それで出た結論が、
漠然と「人とのコミュニケーションでプロになる」ことでした。 急にIT業界から人とのコミュニ
ケーションの分野に行くなんて、「おかしいな」と思われるかもしれませんけど、そこには一貫性があるんです。

文科系の僕にとってのITは、技術を追求していたのではなく、コミュニケーションを
活性化させる重要なツールとして考えていました。
いかに人と人のコミュニケーションをITを使って活性化させるか、そこに喜びを感じて
いました。

1999年の社内異動で「人事」に行けと言われていた頃、無料ISPとしてスタートした
ライブドアの前刀禎明(さきとうよしあき)社長から仕事を手伝って欲しい、と言われ、
ライブドアの立ち上げに関わりました。

しかし、35歳の時(2002年)にライブドアが負債を抱えて破綻してしまいました。
その頃に子どもが生まれたので、赤ん坊を抱えてハローワークに行ったりもしましたね(笑)。

●オモロイ坊主との出逢い

鈴木
そんなに小さなお子さんを抱えての起業は、不安もあったでしょうね。

佐藤

そうですね。
ライブドアを辞める時に起業するべきか悩んでいました。

そんな時、藤川さんというお坊さんに出逢いました。
藤川和尚さんというその人は、もとは京都の「地上げ屋」という異色の経歴の持ち主です。

オモロイ坊主 http://www.omoroibouzu.com/

起業をしたいんだけど不安で仕方ない。 この不安って一体、何なんだろう?と思っていた僕に、
藤川さんは「諸行無常」を教えてくれました。

「あなたの考えている不安ですら将来どうなるかわかりません。なくなってしまうかもしれません」と。

人は弱いから未来のことを考えると、悪いことをイメージします。
それはリスクヘッジ(危機回避)のためにです。

だから、とにかく、今日一日を一生懸命生きなさい、と。
その一生懸命な一日が、点となり、線となり、いずれ道になり、いつしか目標に辿り着く。

そんな風に教えてくれました。

鈴木
なるほどー!
すごくいいことをおっしゃいますね。勉強になります。
それでは、佐藤さんが、より良い人間関係をつくるために工夫されていることはありますか?

佐藤

僕は、人とのコミュニケーションでプロになると決めてから、様々な異業種交流会にどんどん
出かけて行って、お会いした方々の名刺をデータベース化してきました。
その名簿には、細かい情報まで記入しています。 例えば、その人との出会いはいつで、
どんな話をしたか、どんなイベントに来ているか、 インターネット系のイベントには来てるとか、
合コン系によく来てるとか。 そうすることで、その人のニーズもわかります。残念なのは、
命日を入れなければならない方もでてきてしまったことですね。

そんなデータベースも現在約3000人になっています。

鈴木
3000人ってすごいですね!

佐藤
コミュニケーションのプロになると決めてから半分、意地で続けていますよ。
もうライフワーク化していますね。

●自然は最高のエンターテイメント

鈴木
佐藤さんが今後やりたいことは何ですか?

佐藤

死ぬまでにやりたいことは環境問題です。
自分が死ぬ時、後世に残せるのは健康な地球だけですから。

先日、板橋でホタルを見るのに1時間ほど並んで見ました。
東武動物公園でもお金を払ってホタルを15分間見られます。
自然は最高のエンターテイメント(エコテイメント)ということです。

だけど、人間が遊べば遊ぶほど自然は壊されていきます。
将来、山を丸ごと買って、水源地を守れれば少しは環境を守れるかなって。
それでディズニーランドみたいに入場料を頂いて山に入ってもらい、そのお金で
自然環境を維持できればなんて思っています。

得た利益は、すべて環境保護に使うという好循環を作り出したいなと思います。
今、人材育成をやっているのも、現在、そして今後において、何が一番重要か、
そんなリテラシーのある人が少しでも増えると良い社会になるだろうなあと思っています。

             
 色紙には「成長」と書いて頂きました。

●いい人生って一体どんな人生だろう?

鈴木
自分のやりたいことを見つけるには、どうしたらいいと思われますか。

佐藤

僕の場合は自分が死ぬ間際のことを思い浮かべます。
「自分は死ぬ時に、なんて言って死にたいんだろう?」
「お葬式で周りからなんて言われていたいんだろう?」
それを想像してみます。

僕は「いい人生だった」って言いながら死にたい。
そう言うためにはどうすればいいのか? じゃあ、いい人生って一体どんな人生
だろうか?ってことを考えます。

死ぬとき、周りには誰がいる? 嫁や子どもがいるならば、結婚したいんだ、
子どもが欲しいんだって ことがわかります。
どんな家にいるかな? これだけの家だったらどれくらの収入が必要だろう。
孫になんて言ってもらってるんだろう。 「おじいちゃんって、すごいことやったんだね」
その「すごいこと」って一体なんだろう?

環境問題への取り組みかな? 「社会のためにこんな自然を残してくれた
僕もこういう意志を継いで行きたい」 なんて言ってもらえたら最高だな。なんて
僕のやりかたはそんな感じです。

鈴木
グローナビのコーポレートカラーについて教えてもらえますか?

佐藤

コーポレートカラーは「鮮やかな緑」と「深い青」です。
growという言葉は、Greenと同語源であり、若葉が芽吹き青々と萌える様子から
「人々の成長」を意味しています。

深い青は深海の青を表しています。
生命の源は、深海から生まれてきたことから、「人々の生命力」を意味しています。
人々の「成長(grow)」を「支援・水先案内(navigate)」する企業でありたい、という思いから
決めました。

生命力を身につけるには成長(grow)しなきゃいけないですし、成長するには方向(navi)が
必要だと思います。

鈴木
本日はお忙しいなか、すばらしいお話を聞かせていただきありがとうございました。
私たちも人の成長や、自己実現支援に携わっておりますので、今後も様々な形で
ご指導いただけたらと思っています。
これからもよろしくお願いします。



(取材日時 2005年7月11日 於:株式会社グローナビ@渋谷)